【本日のニュース】円安によるマネープランニングの変更は必要か?!
こんにちは、Tommyです。
本日は、家計に打撃を与え続けている『円安の影響』について、私なりの考え方や今後のマネープランニングについてお伝えします。
- 『円安、円安ゆーてるけど、どんな影響あんねん?』
- 『円安になることで、マネープランニングや資産形成は変えていく必要ある?』
- 『今対策するべきことって何だろうか?』
- 『物価もあがるし、家計が圧迫されている、どうにかしたい!』
って方には、ちょっと有益な情報をお伝え出来ればと思いますので、よろしくお願いします。
まずは円安について簡単に・・・
まずは円安とは??からです。日本銀行様がわかりやす~~く書いていましたので記事を引用しました。
円高、円安とは何ですか? : 日本銀行 Bank of Japan
簡単に説明すると、
『円の他通貨に対する相対的価値が少ない(低い)こと』を円安と言います。
なんか、わかったようなわからないようなって感じですよね。
具体例がわかりやすいかと。
例えば、1ドル100円の時と今日時点の1ドル141円を比較した時。
仮にアメリカでジュース1本が1ドルの場合、1ドルが100円の時は100円を支払えば購入可能ですね。
では、ジュース1本が1ドルで、1ドルが140円の時。それは140円を支払わなければ同じジュースは買えません。
この時、『ジュース』自体は同じですが、140円を支払わなければ購入できない場合、1ドル100円の時と比べて、40円分『円の価値』が低くなっている、と言えます。
これが所謂円安状態です。
頭が混乱する時は、
円安=円の『価値』が低くなる(=安くなる)
円高=円の『価値』が高くなる、と覚えておくとわかりは良いと思います。
いづれしても、相対的な『価値』を指しています。
なんでここまで円安になっているの?
これシンプルに疑問に思いますよね。私も思っています。笑
しかも理由は、単純ではなく様々な要因・原因が絡み合っています。
例えば、『金融政策』。
今、アメリカでは歴史的なインフレを抑え込むために、大幅な『利上げ』で金融引き締めを行なっています。
対する日本は??
ご存知のように、大規模金融緩和を継続して行なっています。理由は、新型コロナウイルス禍からの景気回復を下支えするためです。
これが原因で日米の金利差が拡大しているために、円を売って高金利で運用が有利なドルを買う動きが活発となり、円安に繋がっています。
ただ、金融緩和によって、金利が物凄く低い分恩恵を受けている部分もあるんですよね。
例えば、『住宅ローン』。
現在は、変動金利が主流ですが、変動金利は『短期プライムレート』と呼ばれる、日本銀行が企業に融資を行う際の金利を元に作られています。
『短期プライムレート』に関しては、わかりやすい記事があったので↓に張っておきます。
日銀から企業へ融資する際の金利が低いお陰で、住宅ローン(変動金利)も現在は超低金利で借りることが出来ていますよね。
私も約2年前にマンションを購入しましたが、当時でも金利は0.5~0.8%が一般的になっていました。今見ると、0.3~0.4%がゴロゴロありますね。
年末調整の際に、住宅ローン控除が戻ってくるともう一回小ボーナスをもらった気になるのでなんかよいですよね。
家の購入に迷われている方は、今は金利爆下げ中なのでさっさとローン組むのは一つの手ですよ!
円安の話しに戻りますが、ロシアによるウクライナ侵攻も影響がありますよね。
資源大国であるロシアからのエネルギーが分断され、ヨーロッパの方ではエネルギー価格が爆上がり。
↓のタイトルにある通り、今後『恐ろしい冬』がくる可能性もあるとのこと。
1日も早い終戦を祈るばかりです。
マネープランニング変更の必要性
円安が続いて私が一番考えたのは、『子どもの教育資金の確保方法』です。
今までは、
- 中学卒業までの児童手当は全て現金貯蓄(約200万円)
- 親戚などからもらうお祝いも全て現金貯金
- ジュニアNISAを0歳からドルコストを継続し18歳まで資産運用
- 中学校までは年間収支の中で教育費を賄うようにする
基本的にこの4本柱を軸として考えていました。
我が家の息子はまだ3歳児なので、今はお金がかかるような習い事などは行なっていないため、生活費の中でも子どもの教育資金はほぼ0に近しいです。
しまじろうやベネッセ関連は少しやっていますけどね!笑
だけれども、ここまで円安=円の価値が落ち続けている中で、1・2の必要性を再考するようになりました。
『今』は現金ほぼいらないんですよね。
しかも児童手当も2022年10月から見直しがありますが、これも今後どんどんと所得の上限が下がっていくような気がするのです。
10月からは年収960万円未満であれば支給対象内とはなりますが、社会保障費が今後増大され(高齢者が爆増するので)、見直しがかかった際に、割と教育分野から搾取する傾向があると私は思っているのです。
で、今は現金がいらないので、この分を全世界株式や全米インデックスの方へ少しづつ回していこうとも考えています。
今は、ジュニアNISAで年80万円分を全世界株式に積立をしていますが、ジュニアNISAも2023年に終了とのことで、2024年以降の対策について考えていました。
現時点のニュースでは、ジュニアNISAに変わり未成年口座でも積み立てNISAが可能になるとのことでしたので、仮に拡大された60万円を毎年積み立てるだけでも相当額の教育資金を確保することができます。
なるべく、毎月の給料の中でこの積み立ては行いたいのが願望ではありますが。笑
今ニュースで報道されている積み立てNISAの拡充があった場合(年間投資可能額60万円)、毎月5万円程度積立は可能となりますが、例えば子供が3人いたりする場合、可能額は自分含めて毎月20万円が非課税枠で運用可能とはなりますが、結構キツいですよね。笑 きちんと目的を持った資産運用が大切かと思います。
総じて、現在の円安を受けTommy家としては、
- 児童手当も一定額運用へ回すのを許容する
- 親戚などからもらうお祝いも運用へ回すのを許容する
- ジュニアNISA終了後は、積み立てNISAを活用
- 自助努力により年収を増やす!!笑
1・2は『許容』という言葉を使い少し、せこい感じもしますが、現金確保の必要性を今風に言うとアジャイルに考えていきたいと思います。
こんな時の家計の管理について
円安とともに、物価高が叫ばれ、家計も悲鳴を上げていますよね。
私も先週妻とスーパーに行った際に、小さなブロッコリーが480円!となっており、驚きました。
普段最近はあまりスーパーに行かなくなったので、この辺の感覚がなくなっているのですが、さすがにブロッコリーはじめ、野菜の高騰にはびっくりでした。
食費って、なるべく削りたくないですよね。
特に子どもがいる家庭なんかは、食べ盛りの少年少女たちをたらふく食わせてあげるのが親の務めでもあると思います。
そんな時は、ふるさと納税でお得品購入しましょう。笑
『家計の管理に関係ないやん!』
と思われた方もいるかと思いますが、そんなことないのです。
今年ふるさと納税しておけば、来年の住民税や所得税がマイナスとなる=手取りが増えるのです。
更においしい特産品がたらふく食べれるのです。
先日私のオススふるさと納税をブログでも
と題して、オススメ品を挙げましたのでぜひご一読ください。
また、家計管理の手法については、こちらの本がオススメです。
サイフの穴をふさぐには? 学校も会社も教えてくれない税とお金と社会の真実 [ オロゴン ]
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簡単に言うと、『妹や弟にお勧めしたくなる本』です。笑
スグにはあがらない年収ですが、支出を管理し削減することは、今日からでも可能です。
知っているようで、知らない社会の仕組みや、社会保障の仕組み、給料の仕組みまで幅広く書かれているので、ぜひご一読ください。
まとめ
本日は、『円安の影響』についてお伝えしました。
特に『マネープランニング変更の必要性』については、私なりの考えや意見を記載しました。
皆それぞれの環境や状況で考え方は異なると思いますが、
30代で本職はマーケティング支援会社で働くごくごく普通のサラリーマンの、
『子どもの教育資金確保のための戦略』を書いています。
円安は悪影響が多い昨今ですが、自分では中々変えることが出来ない状況を理由とせず、自分の置かれている環境・状況の中で適切な判断をしていきましょう!
それでは!