【誰でも実現は可能】サイドFIREについて
こんにちは、Tommyです。
本日は、最近読んだオススメ本としてめざせサイドFIRE! 個人で生きぬく副業入門をご紹介しつつ、『サイドFIRE』について私なりの考え方をお伝えいたします。
今回は、
- FIREは聞くけど、サイドFIREって何?
- サイドFIREするにはどんな方法があるの?
- 実際、現実的に一般的なサラリーマンは達成可能?
など、疑問に思っている方にはちょっと有益な情報をお伝え出来れば、と思いますのでよろしくお願いします。
サイドFIREとは?
FIREは一般化
まずはサイドFIREって何?という所から。
昨今FIREは割と一般的な言葉として浸透してきたかな、と思います。
久々に会った元同僚と飲んだ際に
『FIRE目指したい』
と聞いたり、
全く投資なんて興味を持っていなかった大学時代の友人が、堂々と
『FIREっしょ、まぁ働きたくないからそこ目指すしかない』
と言っていたり、ニュースや本で見るのみならず、リアルでも耳にするようになったなぁと思っています。
では、サイドFIREはどうでしょう?
Google先生に聞いてもあまり一般的に浸透していないのか、今回のめざせサイドFIRE! 個人で生きぬく副業入門解説記事や、↓のようなコラム程度しか出てこない状況でした。
【プチFIRE・サイドFIRE】必要な資金を実際に計算!知っておきたい失敗例も紹介(LIMO) - Yahoo!ニュース
資産収入+労働収入>生活費
で、サイドFIREとは、簡単に言うと、
『資産収入+労働収入>生活費』
つまり、FIREと異なり、ある程度の資産を持ちながらも、労働は続ける生活のパターンということです。
いわゆるFIRE は全く労働をせずに、資産収入のみで生活するパターンを言いますよね。
よくあるのは金融資産1億円を保有して、年利4%で運用、年間生活費を400万円程度として、一生金融資産は減らずむしろ増える形(可能性)で生活を続ける。このFIREの背景にあるのは、
『自由への解放』+『労働者からの解放』で、後者の方が意味合いは強いと思います。
特に日本人の場合は。笑
労働者=サラリーマン(ここではわかりやすく書くためにサラリーマンに限定しています)、と考えた場合、『自由』というものはあまりないですよね。
会社からの方針・戦略に基づき、やるべき事を実行する、決まった時間に、ある程度決まったやり方で周りと協調しながら業務を進める、これらがサラリーマンの仕事の仕方で、多くの方々がこの働き方に窮屈さを感じているが故に、テレワークやフリーランスと言った働き方が急速に浸透したのだと思っています。
サラリーマン視点で言うと、昨今はフレックス・テレワークがコロナ禍で更に浸透したことで、以前より『自由度』がました働き方をしている方も増えたかと思います。これらは、デジタル化の恩恵でもありますね。
実際、私自身がそうです。
月に1〜2回しか会社に行く必要はないので、ほぼ在宅勤務をしています。
サラリーマンがFIREするには・・・
FIREはいわゆる、サラリーマン(≒労働者)から脱却し、全て自由な時間の中で、自身が作り上げた金融資産の中で生活する事を言いますので、この金融資産を作る必要があるんですね。
仮に年間支出が400万円程の方々においても、1億円の金融資産が必要になります。
仮定で、計算してみます。
35歳で、
- 金融資産:0円
- 年収:700万円(それなりに高年収)
の方が、心変わりして、
1億円作る!となった場合には、
- 月にいくら
- 何年の積立が必要か
ここはオーソドックスに投資信託でS&P500に連動したインデックス投資をした場合で考えます。
年収700万円ほどであれば、月に14〜5万円の積立も全然可能でしょう。
- 積立金額:14.4万円
- 積立期間:30年
- 年利:4%
となります。
現実不可能ではないものの、この計算の場合、30年もかかります。
30年後は65歳。
65歳になって、これから使うお金をそこまで保有する必要性はないのでは??と思いますよね。笑
なので、積立期間を20年にした場合、
毎月の積立は27.3万円となります。
これは非現実的ですね。
恐らく毎日のように納豆か、もやしの生活でしょう!笑
一般化されているFIREですが、結構サラリーマン視点で言うと厳しいものなんですよね。
更に言うと、諸々の記事・TwitterやFIRE本を出版されている方々の状況を見ると、
- DINKS
- 独身
が8割程占めていると思います。
※これは現時点感覚値(仮説)ですが、調査しても近い感覚かと思います。
つまり、子どもがいたり、家庭を持った共働き世帯や専業主婦世帯では、FIRE民は中々存在していないのが事実ではないでしょうか?
※すみません、ここはきちんと調べたいと思います。
とは言え感覚的には皆さんもそう思われるのでは?と思っています。
サイドFIREは現実的
FIREは高所得層か、投資能力を持っていなければ早期に達成は難しい中で、サイドFIREは先ほどあげた、共働き子持ち世帯や、専業主婦世帯でも目指せば可能な生活パターンになり得ます。
先ほど1億円の金融資産を作り、4%ルールに基づいて毎年400万円程度切り崩すFIREパターンを挙げましたが、サイドFIREの場合、この1億円が5,000万円でも充分可能です。
家庭によっては3,000万円でも可能でしょう。
先ほどと同じように年収700万円で考えます。
5,000万円の資産を作るためには、
- 積立金額:14.6万円
- 積立期間:20年
- 年利:4%
50歳で達成ですね!ん〜もう少し頑張りたい!笑
- 積立金額:20.3万円
- 積立期間:15年
- 年利:4%
45歳で達成!
これは節約を徹底すれば全然達成可能ですね。
この5,000万円の金融資産を4%ルールに基づき毎年200万円を切り崩しつつ、残りの200万円を何らかの形で稼ぎ続ける。
結構現実的かつ、正直200万円であればどうにでもなりそうな気はしますよね?笑
節約・投資・副業
計算すれば現実的に見えてくる、サイドFIRE。
著書、めざせサイドFIRE! 個人で生きぬく副業入門でも書かれていましたが、サイドFIREに重要なことは、3つです。
- 節約
- 投資
- 副業
まずは、日々の生活費を見直すことで節約をし、無駄な支出を減らす。
その減らした金額を、投資へ回して毎月積立てる。
そして、本業以外の時間で自らの価値を売る副業をして稼ぐ。
この3つの流れが、サイドFIREでは重要です。
1の節約は結構色んな方々がTwitterでも言っているように『解』があります。
など結構たくさんのやるべき答えがあります。
投資に関しては、色んな考え方がありますが、確率論で言えば、全世界株式やS&P500に連動するインデックス投資信託にドルコスト平均法で毎月確実に積み立てる方法がオーソドックスでしょう!
副業は一定のハードルがある
副業は1番ハードルが高いのでは?と思います。
私自身も本業以外で、今は生活費は全く賄えないですし、何をもってして稼いでいくべきか模索中でもあります。
めざせサイドFIRE! 個人で生きぬく副業入門では、ブログ・せどり・YouTubeなどの副業を成功された方の1日のスケジュールや実際どん取組みをされてきたか、『成功事例』が書かれているのでぜひご一読ください。
稼ぐことについて
サラリーマンもメリットはある
サイドFIREの重要項目の3つ目は副業と書きましたが、個人的には本業で労働収入を確保する事は全然アリだと思っています。
私自身は、現時点においてコレが私の『解』に近いかと思ってます。
サラリーマンである事のメリットは、
これだけで無く、フリーランスと比較し『保障』されていることが多い点です。
また、副業が一般化されつつある中で、本業の働き方も大きく変化の時を迎えています。
時代の変化を感じ取る必要性
就社と揶揄されていた昭和的サラリーマンから、ジョブ型の雇用形態を打ち出す企業が増えてきて、企業と個人(社員)の向き合い方が変化してきていると思います。
具体的には、業務委託契約のような『その仕事』に対して、適した人材を配置していく形になっており、仕事ベースで『コト』が進むようになっています。
昔はこれが、『ヒト』だったと思います。
『〇〇課長が言ったから・・・』
のような感じですね。今も十分にあるとは思いますが・・・。笑
デジタル化が全ての背景にはありますが、個人の能力やスキルを特化させ、自分の強み=他人から求められるスキルを還元していく形があるべき姿かと思います。
本業・副業、と隔てること無く、仕事やプロジェクトに対して、必要なスキルを持った人が必要となり稼ぐことが出来る、そんな世の中に徐々になりつつあるかと思っています。
サイドFIREを現実的にするためには、副業に拘らず、他人や社会から求められる自分だけしか保有していない能力・スキル・経験を持つことが大切ですね!
まとめ
最後は、副業・本業を全うするためのスキルや能力の話しになりましたが、楽してFIREなんて無理で、一定以上、むしろ他人からしたら脅威的な努力や、それを元にしたスキル・知識が必要であり、適当にサラリーマンやってる中では、一生理想には届かない、ということです。
偉そうな事を言える立場でも無いですし、私自身はFIREにはまだまだほど遠いですが、自分自身の戒めも含め書かせてもらいました。笑
とは言え、FIREやサイドFIREが幸せの最上級だとは一切思いません。
むしろ、毎日社畜的に働いている人でも毎日のように幸せを感じている方もいるでしょう!笑
幸せの価値は人それぞれ。
家族の幸せも家族の数だけある。
そう思って、目指すべき理想に達せるように日々積み重ねています。
日々精進!
三連休最後は、自宅近くのスーパー銭湯にてこのブログを書きました。
知らんがな、ですが、たまには外で書くのもいいですね!
それでは、今回はここまでです。
ありがとうございました!では!