Tommyのマネープランニング

私=30代×1児の父×体育会育ち×マーケティング×FP

【人への投資は第1の柱】リスキリングがBuzzワードにならない事を祈る

こんにちは、Tommyです。

昨日、『日経リスキリングサミット』が開催されました。

昨今流行りの『リスキリング』に関する有識者達が今後の日本社会における、リスキリングの重要性や、課題感等をディスカッション・提言がなされていました。

私も本業の合間を縫って、参加できる部分は少し聞いておりました。

また、17時からのセッションに関しては、岸田首相もパネリストとして参加されており、リスキンリグの重要度の高さもうかがえました。

そんな中、今回は、

  • 『リスキリング』はBuzzワードではないか??
  • 実際、本業が忙しくて、スキルを身に着ける時間なんてない!
  • 何か簡単に取り組めるスキル取得方法はないか?

※ここでいう「簡単」は、はじめる際のハードルの低さを指しています。

と思われている方には、ちょっと有益な情報をお伝え出来れば、と思いますので、よろしくお願いいたします。

ここ半年でよく出る言葉『リスキリング』

岸田文雄首相、人への投資は「第1の柱」 官民でリスキリング支援: 日本経済新聞

記事にもあるように、『新しい資本主義』の『第1の柱』だそうです。

正直、めちゃくちゃ聞こえは良いものの、一社会人としては、

『じゃー具体的にどんな施策を用意するの??』

といった形で、自分にとって、どう変化するかが、一番知りたい情報ですよね。

現状は、『第1の柱にする!』という宣言はされているものの、どういう施策がなされていくかは、今後決まっていくことなのでしょう!

それにしても、今年に入ってからよく聞くようになりましたね。リスキリング。

2022年の流行語大賞にもノミネートはされるでしょうね!笑

『リスキリングとは???』

については、以前のブログでも書かせてもらいましたので、ぜひご一読ください!

tommy999.hatenablog.com

Buzzワードにならない事を祈る!

これがBuzzワードの如く一過性の言葉となったら、いよいよ日本も終わりですかね?笑

どうしても、こういう言葉って言葉が先行しがちで、中身が???となりがちですよね。

そうならないためにも、首相が発信力を以てして、具体策を提言し、実行していくことは重要なことでしょう!

「賃上げと労働移動の円滑化、人への投資という3つの課題の一体的改革を進める」

と、岸田首相も仰っているので、我々サラリーマンもこの潮流に乗って、自分自身のスキルを高めることを取り組んでいきましょう!

と簡単には言うものの、

  • 何から勉強(リスキリング)して良いのかが不明・・・

という方が8割だと思います。

今回のサミットの中でも言っていましたが、今後必要とされるスキル・能力は、

  • 自分が何を学べば良いか考えることが出来るスキル・能力

とのことでした。つまり、今ざっと8割の方はこれが足りていない。

そりゃそうなんですよね。

大学を卒業し、会社に就職して、目の前の業務に必要なスキル・知識は、やりながら覚える、もしくはOJTなどで先輩から学ぶ。

これを繰り返すことで、『使える』人材になっていました。

少なくとも、社内では。

自分の経験の棚卸が必須

社会人・ビジネスマンとして、

何を学べば良いか、

自分に何が足りていなくて、今必要なスキルは○○だ、

と把握しない限り、行動には移せないと思います。

だから、モチベーションがあるorない、という話ではないんですよね。

『能力開発』という言葉も聞きますが、自分自身の経験を棚卸をして、何をやってきて、何を学んだかを自分自身が理解する必要があると思います。

それを踏まえた上で、今後の成長産業に必要なスキルを身に着ける、努力をする。

こういう順番で取り組んでいくべきかと思います。

リスキリングで身に着けるレベル

恐らく、ここまでBuzzワードになりつつあるので、今まで以上に新しい学びに取り組んでいる、取り組もうとしている方々は増えると思います。

特に、デジタル技術に関するスキル習得をする方は増えるでしょう!

その中で考えるべきことは、リスキリングで学ぶ『レベル感』です。

普通に考えて、

  • 新しいスキル・能力を身に着けたばっかりの異業種からの転職者
  • 過去8年経験している同業他社からの転職者

が転職市場で比較された場合、間違いなく後者の方を企業は選ぶでしょう。

www.nikkei.com

年収や、年齢など他の要素を排除した形で考えてはいますが、リスキリングを通して、新たなスキルを学んだからといって、新しい仕事で『即戦力』になるかは、難しい話しかと思います。

企業が欲しいのは、『なんとなくわかる』レベルではなく、その道のプロです。

色んな、学びの場も増えていますし、動画コンテンツなどで新しい技術をカンタンに学べるような環境にはなってきました。

とはいえ、プロレベルになるのは簡単ではありません。

1万時間の法則があるように、時間がかかるのです。

今後、色んな支援や策は出てくるとは思いますが、企業として、

  • 有料動画コンテンツを全従業員へ提供している
  • 英語学習時のテキスト補助金
  • 日経新聞の購読料を会社負担
  • 資格取得時の受験料サポート

といった、今までの大企業であったような福利厚生の延長のような支援では終わってほしくはないな、と思います。

とは言え、新しいことは今すぐ学ぶべき!

国・企業として、今後『リスキリング』に関する策は増えてくるでしょう。

そんな中でも、新しい技術は進み、社会の変化も多様です。

学びたいことは自ら学んでいきましょう!

私はその学びの一環で、ファイナンシャル・プランニング技能士/AFPを取得しましたし、マーケティング関連の書籍・動画コンテンツは今でも学びに役立てています。

『日経リスキリングサミット』でもUdemy 社の方からコンテンツのご紹介もありました。

私自身は、以前に英語学習とExcel講座を受講しましたが、コスパが最高ですねUdemy は。

これを受講したから、『リスキリング成功!!』とまではいかないですが、自分に必要なスキルや、勉強してみたい分野を一通りまず勉強するために、Udemy を使うのはアリかな、と思いますので、気になる講座があったら、ぜひ受講してみてください!

まとめ

本日は、『日経リスキリングサミット』を受けて、リスキリングについて私なりに思うことを中心に書かせていただきました。

中々本業がある中で、新しいスキルを学び続けるって、身体的・心理的にもキツいですよね。

これも、サミットの中で提言されていましたが、スキルを身に着ける事で、次の役職がどう変わる、給料がどう上昇するか、という具体的な変化を企業として、示すことも必要とありました。

更に、本業の時間内に新たなスキル習得のための仕組みを作ることも大切とのことでしたので、我々の働く環境もどんどん良い方に変わっていくことを期待したいな、と思います。

色んなスキルや知識を学ぼうとは思っているものの、『リスキリング』について、私はこれといった本を読んだことがありませんでした。

サミット内で自分のスキルをアップデートし続ける リスキリングが紹介されていたので、時間を作り読んでみようかと思います!

それでは、本日はここまでです。

Buzzワードで終わらないよう、当事者である社会人として自分が必要なスキル・能力を考える力を身に着けていきたいと思います。

先輩や、上司の方や社外の方からいろんな方に相談やフィードバックをもらうのも良いことかもしれませんね!

それでは、明日は金曜日ですね。

なぜか今週は4日なのに会議が多いためが長く感じる・・・。

ラスト1日頑張りましょう!では!