Tommyのマネープランニング

私=30代×1児の父×体育会育ち×マーケティング×FP

【リスキリングに1兆円!】では、何を学び続ければ良いのか??

こんにちは、Tommyです。

本日は昨今ニュース・新聞等のメディアで毎日見かける『リスキリング』について、私なりの意見や考えている事ついてお伝えします。

今回は、

  • リスキリングって何やねん?
  • リスキリングって何で最近話題なの?
  • 何を学べば良いのかわからない!

などをお考えの方にはちょっと有益な情報をお伝え出来たら、と思いますのでよろしくお願いします。

リスキリングとは

リスキリングに1兆円!!

www.nikkei.com

10/4(火)日経新聞朝刊の見出しにて、

『リスキリングに1兆円』

と大々的に掲載されていました。

10/3(月)の岸田首相の所信表明の中で述べられた内容となっており、主に

  1. 賃上げ
  2. 労働移動の円滑化
  3. 人への投資

この3つを大きな柱として改革を進めるとのことです。

1兆円と聞くと、正直どの程度自分に投資されるのか想像がつかないですが、取組としてはポジティブで良い事ですよね!

学ぶ機会や環境に対する費用を支援になるので。

とは言え、そもそも『リスキリングって何やねん』と思われる方もいると思いますので、Google先生によると、

「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必 要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、 必要なスキルを獲得する/させること」

との事で、更に、

カタカナばっかりですね。笑

今回はリスキリングにフォカースしているので他の用語はリンク貼っておきます。

背景にあるのは、労働環境の急激な変化

要は1つの会社に定年まで勤め上げる昭和的なサラリーマン時代=『就社』の時代から、より『個人』のスキルや能力にフォーカスした『ジョブ型』の雇用形態へ変化させ、浸透させるためには、個々人のスキルにより汎用性を持たせ、いつ・どんな時も(年齢を重ねても)働けるように、国として支援していきたい、ということかと思います。

昨今ジョブ型雇用も、ある意味バズワードとしてニュース・新聞で見ない日はないワードになっているかと思います。

www.manpowergroup.jp

リスキリングがこれだけ叫ばれている背景には、このジョブ型雇用が1つの要因になっていると思います。

いわゆる、大企業の総合職と呼ばれる職種は、新卒で入社後、OJTを中心に先輩社員からイロハを学び2〜3年経験したら他の部署に異動し、また新たな知識を身に付ける。

これを数回繰り返した後、ある程度その人の適性にあった部署で何年か業務を行ない、その後には地方に転勤し管理職へ、という良くある日本の大手メーカーのパターンがこれです。笑

前職が正にこのパターンでした。

転職の理由の1つでもありましたね、特に転勤に関しては。

総合職の良い所は、長期間勤める事が前提になっており、社内のネットワークを活かしながら経験値を高め仕事をこなしていく、というゼネラリスト的な働き方が一般的です。

逆にジョブ型は、名前の通り、『その仕事』をやるための役割がその人に与えられ、職務記述書(JD)に、業務内容からミッション等、職務が明確に記載されており、そのJDの範囲内で業務を遂行することを指します。

このジョブ型の浸透には、リスキリングが欠かせないものになってきます。

それはなぜか?

総合職型とジョブ型の違い

総合職型は、人に仕事が付くイメージ。

ジョブ型は、仕事に人が付くイメージ。

そうなると、ジョブ型の場合、その求められている仕事のスキル・能力を持った人をアサイン(任命)する必要が出てきます。

総合職型の場合、あくまでその仕事が出来るから、その役職に就くのではなく、先輩社員の教育やOJTを通して年月をかけてその仕事に『慣れて』いく形を取ります。

だから、ジョブ型が浸透してくと、求められている仕事が出来る人はいつまでも仕事はあるけれど、『就社』したようなスキルも能力も無い人は、職務記述書に記載のある業務が遂行出来ないままになっていまいます。

それでは常に同じ人材のみに仕事が集中する形となり(昨今なりつつありますが・・・)、スキルを持った人材を育てない限り、国として産業力・生産力を高める事が出来ない状態へ陥ってしまう恐れがあります。

そのために、『リスキリング』を通して、新たなスキル・知識を学びそれを通して、賃金を継続的に上げていく、その流れを作っていきたいんですよね、国は。

リスキリングで何を学べばよいのか?

私はこの4つが大切だと思う

何を学べばいいんですかね?笑

これは答えは無いですが、方向性はある程度あると私は思っています。

  1. 進化している技術や産業を学ぶ
  2. 一過性の知識ではなく継続的かつ汎用的な知識とスキルを身に着ける

私としては大きくはこの二つに当てはまるものをビジネスマンとして学ぶべきと思います。

この1・2に該当する(と私が判断している)ものは、

  1. デジタル技術&ITに関する知識と感覚
  2. マーケティングに関する知識
  3. お金に関する知識
  4. 英語

この4つが大きく挙げられるかと思っています。

迷ったら英語をやりましょう!

英語が出来て、困ることは何一つないです、正直。笑

私も約2年前は1日3時間程度勉強していました。

DMMオンライン英会話にTOEICの過去問中心に。

最終的には800点越えして、YouTube等で海外の方々の言っている事はなんとなくわかるレベルまでは勉強しました。

今は全くやっていないので、どこまで出来るか未知数ですが、またいつかはやりたいな、と思っています。

英語がわかることで、メリットはたくさんあると思います。

  • 海外の文章に触れることが出来る
  • 国際事業の部署へ異動が可能になる
  • 転職する際の武器になり得る(英語出来る人は多いですけどね!)
  • 勉強の習慣を作ることが出来る

個人的には最後の『習慣』の部分が一番大きいと思いますが、昨今はYouTubeでも英語を学ぶことが出来ますし、↓のUdemyの中でも文法やリスニングなど幅広教材の中から学ぶことは可能です。

【TOEIC®リスニング集中講座】この「英語の音ルール」で英語が聞こえる!(+PART2の解き方解説付き)

デジタルに関する知識について

ビジネスマンの方々であれば、DX=デジタルトランスフォーメーションを聞いたことがない人は恐らくいないと思います。

2000年以降のIT技術・デジタル技術の進化により、様々なモノ・サービスがデジタル化され、昨今は業務そのものをデジタル化することで、無駄な作業を削減したり、コスト効率をはかったりするなど、どこの企業もDXの真っただ中だと思います。

私は、2年前まではメーカーで本業を行なっていましたが、今はIT系の会社でマーケティング支援を行なっています。

転職してから、特にデジタル系の知識が欠けている事に気づき、独学ながら日々今も勉強をしています。↓はデジマ講座のオススメです。

【入門編】デジタルマーケティング初心者のためのKPI攻略講座~基本用語の理解から実践まで~

マーケティング×デジタル

私はマーケティング支援の会社の人間ですので、マーケティング×デジタルの本を読むことが多いです。

それらの本で学んだことを、いかに提案の中に盛り込むか、これが一番難しいことであはありますが、日々のチャレンジとして本を片手に提案書作成に至っています。

※これも在宅だから出来るやり方かと。笑

ここ最近で読んだマーケティング・デジタル系の本は下記です。2冊紹介します。

1.ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング

化粧品通販の北の達人コーポレーションの木下社長の著書です。

デジマを体系的に勉強しかつ、実践の中で中々成果に結びついていない時に読むとヒントが隠されています。私自身もアプリ戦略を立案する際に参考にしています。

2.ユーザー起点マーケティング実践ガイド: CDPによって顧客とつながるストーリー

2つめはマーケティング界隈では個人情報保護の観点からいつでも話題になるCDPに関する本です。内容は初級~上級者まで、そもそもCDPとは何?から実際に活用事例まで幅広く内容網羅されています。

私も転職後に初めて「CDP」というワードを聞き、この本で勉強しました。

お金の勉強は必須

FPとしても、ビシネスマンとしても必須なスキルになってきます。

人生100年時代、私たちは今の50・60代の方々より確実に長生きをし、長く働く必要性が出てきます。

そのためには、上記で記載したマーケティングスキルやデジタルに関する知識は必要ですが、それの基礎となるお金に関する知識・情報は常にアップデートする必要があると思っています。

じゃー何をリスキリングとして学べばよいか?

迷ったら英語を!と書きましたが、ご自身の本業に直接的には結び付かないかもしれないですが、まずはFP3級の勉強もしくは簿記3級の勉強をします。

このことは、私なんかではなく今は100万部を突破した本当の自由を手に入れるお金の大学に事細かく書かれているので、まずは読んでみてください。

本当の自由を手に入れるお金の大学

これを1冊読んでから、投資とか考えましょう!笑

FP3級の範囲内には、財務諸表の読み方やROE/ROIなど、普段ビジネスで触れるような知識も網羅されています。それに加えて家計の管理・保険の必要性など網羅的に学習することが出来ます。

この知識があると、自分や家族(妻)がどんな仕事をして、どの程度の稼ぎがあれば理想とするライフプランを叶える事が出来るか、検討することが出来ます。

年収や稼ぎは多い方が良いですが、それと引き換えに時間を犠牲にしている方がも多くいると思います。

リスキリングの目的は、効率的に新しい知識を学び、賃金を継続的に上げていくこと、すなわち、自らの知識をアップデートすることで、自身の価値を上げ続けることとイコールと言えます。

やみくもに年収の高い仕事をするのではなく(選択肢として否定している訳ではありません)、自分に適した仕事に就き、計画的なリスキリングをするためには、将来的な収入見込みを把握する必要性があるのです。

FPや簿記が気になる方は下記の資格試験の通信教育・通信講座ならフォーサイト からぜひ確認してみてください!

■FP通信講座

■簿記通信講座

まとめ

本日はリスキリングについて私なりの意見や経験談をお伝えしました。

今何のリスキリング(学習)をしてるかというと、

  • 継続的なマーケティング知識のアップデート
  • ITパスポート資格の勉強
  • FP・AFPの通信講座の受講

と大規模な費用をかけるのではなく、日々の積み重ね学習を継続しています。

本来リスキリングは、仕事を休んで大学院に通ったり、完全に新しい知識やスキルを身に着ける事を指していますが、私自身はそんな時間を確保できる状態でもないですので、日々の中でいかにアップデート&インプットし、様々なアウトプットに繋げていくか、ということを考えています。

リスキリングと聞くと若干構えてしまいますが、私としては1年を振り返った時に、1年前に知らなかった知識を以てして、何かの成果に結びつけばそれは実践を通したリスキリングと言えると思っています。

思い切って、異なる業種に飛び込んで新しいスキルを身に着ける事だってリスキリングです。大切なことは、それを『継続する』ことです。

一番難しいことは分かったうえで記載しています。

私自身も身に染みて感じています。このブログだってそうです。笑

何事も、継続。

継続することで、身に付き、それがスキル・能力となり稼ぐ力にも繋がってくる。

そうすることで、自分本位のライフプラン・マネープランが作ることが出来る。

『個』の時代ですので、学び続けていきたいですね!

色々とお伝えしましたが、本日はここまでです。

今週は乗りければ3連休です!がんばっていきましょう!では!