【今週のお題:最近おもしろかった本】父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え
今週のお題「最近おもしろかった本」
こんにちは、Tommyです。
本日は、2回目の『今週のお題』にチャレンジです。
最近おもしろかった本、ということで父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教えをご紹介します。
以前、オリエンタルラジオのあっちゃんが、YouTube大学内でご紹介していた著書。
当時から読みたいと思っていたものの、積読状態でした。
先月読んだので、感想含めお伝え出来れば、と思いますので、よろしくお願いします。
今回は、
- 著書、読んでどうだった?
- 著書から何か投資に役立つことは?
- 日常生活に何か取り入れるべき考え方はあった?
など、著書のレビューは他のブロガーに任せて、著書を参考に現実世界で投資についてどう考えていくべきか、という視点にフォーカスしてお伝え出来ればと思います。
大事なことは冒頭に
父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教えは約300ページに渡る内容となっていますが、まず大切なことは18ページ目に箇条書きで30の教えが書かれているので、その中から特に私が重要だと思ったことを下記へピックアップします。
厳選8選!!
- 収入の範囲で消費し、借金はしない。
- 収入をあるだけ使っているのは、お金にまみれた奴隷でしかない。
- 投資アドバイザーを近づけないこと、ほとんどのアドバイザーは自分のことしか考えていない彼らと付き合って、良い運用先を選ぶのに時間を使うくらいなら、自分自身でやっていける。あなたのお金について、あなた以上に本気で考える人はいない。
- お金で買えるものよりも、重要なのは自由であること。
- 健全な投資は複雑でない。
- 節約してより多く投資すれば、「会社に縛られないお金」が早く貯まる。
- 株式市場は投資する有力な市場だが、激しく上昇、下降することも忘れずに。
- 投資額の4%で1年を暮らせれば、経済的に自立しているといえる。
特に共感したのは・・・
- 収入の範囲で消費し、借金はしない。
当たり前な概念・教えではあるとは思うものの、改めて自分への戒めとして共感しました。
10年前社会人なり立ての若造時代は、毎月24日の銀行口座は1,000円程度でした。笑
これでも借金は無かったですが、全く貯蓄は出来ていなかったです。
数年たっても、月給内で毎月の支出を抑える事には苦労しました。
というか、今でも毎月の月収を支出が超える月はあります。
12ヵ月間これが無い=毎月の給料が+になるとかなり生活として楽になりますよね。
私の前職は、特にボーナス比重が高い会社でした。
年収のうち、おおよそ30%強が2~3回のボーナスを占めていましたね。
そのため、業績に対しての変動が凄い。かつ年間・月間の家計計画が立てにくい。
福利厚生等は神がかっていましたが、給料の割合は文句アリアリでした。
今は、月収割合がだいぶ増えたので、家計計画がだいぶ立てやすい状況になっています。
節約を徹底している訳ではないですが、基本我が家は『無駄な支出はしない』ことをモットーにしています。
借金に関しては、住宅ローンのみです。
車も保有していますが、『絶対に一括購入』を徹底しています。
住宅は、『我が家を持つ』という金銭的な面ではなく、生活の質を向上させる、家族としての空間を持つ、といった情緒的な価値が大きい部分を私は占めていると思っています。
借金は借金ですが、意図したものであるので、これはOKとしています。
ですが、車は正直移動できればOK、程度です。笑
そのため借金はNGだし、新車は買わない。もし新車を購入することがあるのなら、相当暇になって、『車を運転する』ことに価値を見つけたときでしょう!
男性は、運転好きの方は多いと思いますが、私は特に好きでもないので、ここに価値を今は感じていません。この辺は、人それぞれですね!笑
- 投資アドバイザーを近づけないこと、ほとんどのアドバイザーは自分のことしか考えていない彼らと付き合って、良い運用先を選ぶのに時間を使うくらいなら、自分自身でやっていける。あなたのお金について、あなた以上に本気で考える人はいない。
これも大事ですね!
FPは投資アドバイザーではないですが、日本の場合、『お金の話をするのは若干タブー』的な空気感がまだまだあるので、私自身も気を付けてはいます。
特に友達には、自分からFPであることは言わないようにしています。
何か話の中で『どうしている?』と聞かれた際には『実は・・・』といった形で伝えることはありますが、自らいうことはほぼないですね。
投資は自己学習がまずは大事
で、著者が述べているように、投資はまず自分で勉強することが大事だと思います。
今はYouTubeから本まで様々な媒体で勉強可能ですし、国もNISAやiDeCoといった制度を作り、以前よりも投資が身近に関じやすい環境になりつつあると思います。
今回の父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教えは、初心者向けとは言い難い部分もあると思います。
投資以前にお金の全般を学びたいかたは、教科書と言っても過言ではない、本当の自由を手に入れるお金の大学や【世界一受けたい授業でも大反響】貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください! (サンクチュアリ出版)をまずは読んで全体感を掴むことをオススメします。
著書からパクる資産形成のポイント
資産を積み上げるポートフォリオ
- 株式:100%
著書内で、資産を作るフェーズ=20代のポートフォリオは株式100%の構成をオススメしています。
が、私自身も作るフェーズではあるものの、ここまでの勇気はありません。笑
独身で新卒から3・4年目までくらいであれば、可能かな、といったレベル感かと。
いづれにせよ初心者には絶対にオススメできないポートフォリオです。
資産を維持するポートフォリオ
- 約75%:株式
- 約20%:債権
- 約5%:現金
こちらは現実的なポートフォリオかと思います。
著書内では、引退間際or引退後のポートフォリオとして紹介はされていますが、維持と言いながらも株式75%としている点は、攻めの姿勢が見えますよね。
また、債券を保有している若年層は少ないかと思いますので、ここが現金になり、
- 約75%:株式
- 約25%:現金
こっちの方が現実的かな、と思いました。債権に関しては私も保有はしていません。
私のプランでも資産目標の50%程度達成時点でポートフォリオに組み込もうと思っています。実際私のポートフォリオは、株式・投資信託で約70~75%となっています。
VBTLX
ドルコスト平均法反対派
- ドルコスト平均法は、市場が下落することが前提。どの1年間を見ても、思った通りになる確率は23%。
- 77%強の確率で市場は上昇する。その場合、ドルコスト平均法は、得られる利益が減少。分割投資のコストがかかってしまう。
- ドルコスト平均法は、市場の水準が高すぎると判断しているのと同じ。つまり、市場のタイミングをうまく捕らえたいというあいまいな世界に足を踏みいれている。
- ドルコスト平均法では、それを利用する期間を設定する必要がある。市場は長期的に見ると上昇傾向にあるので、1年を超える長い期間を選択すると、投資コストが上がるリスクを負うことになる。短い場合は、そもそもドルコストの意味はない。
昨今の投資本でも珍しい主張ですよね。
本当の自由を手に入れるお金の大学や【世界一受けたい授業でも大反響】貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください! (サンクチュアリ出版)でもドルコスト平均法をオススメしています。
私自身も積み立てNISAを行なっていますし、特定口座を使ってもドルコスト平均法で積み立てています。
著者の考えを上記で記載しましたが、当たり前ではありますよね。
ドルコスト平均法の強みは、市場の高下を読まずして毎月同額を積み立てることで、平均購入のコストを抑えられる点です。
逆にデメリットは、上記記載の通り、短期売買には向かない・手数料がかさむ可能性があるなど、考えてみれば『確かに』といったことばかりです。
それでもドルコスト平均法の方がオススメな理由
著書では、ドルコスト平均法をオススメしない、と述べていますが、私自身はオススメします。理由は、
- 市場の相場を読む必要がない点
- 毎月の給料の中で積み立てることに意味がある点
- 積み立てNISAはそもそも、ドルコスト平均法ありきの設計である点
- 成功の確率を上げる事以上に、失敗の確立を下げる方に重きを置いた方が良い
上記のことを挙げさせてもらいます。
特に、毎月の給料の中で積み立てを行なうことにサラリーマンの資産形成の意味があるのではないでしょうか?
3.3万円(積み立てNISAの場合)を毎月作り上げるのは簡単ではないですが、家計を見直すことで生まれてくるお金もあるはずです。
携帯キャリア・電気会社・無駄な保険・コンビニ費用等々の支出を見直すことで、お金を生み出す、ここに意味があると思っています。
その作ったお金を毎月資産形成を目的に積み立てていく。
それはドルコスト平均法でなければ出来ないと思います。
お金持ちや資産が元々ある方々は、好きにやってください。笑
私が伝えたいのは、一般的なサラリーマン家庭・世帯の方々に向けたメッセージです。
まとめ
今回は、今週のお題から最近おもしろかった本として、
『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』をご紹介させていただきました。
著書の概要や中身については、レビューや他のブロガーの方々も書いているので特に触れず、現実世界で投資についてどう考えていくべきか、私なりの経験・考えを元に書かせていただきました。
投資の勉強本として読みましたが、参考になる点や勉強になる点も多かったと思います。
とはいえ、投資をまだ行ったことのない方には少し難しい内容かな、とも感じました。
まずは、基礎的な本当の自由を手に入れるお金の大学や株・投資信託・iDeCo・NISAがわかる 今さら聞けない投資の超基本や節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本を読んでみるのもアリかと思います。
では、本日はここまでです!
体調管理に気をつけて、10月も乗り切っていきましょう!
では!
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