Tommyのマネープランニング

私=30代×1児の父×体育会育ち×マーケティング×FP

【家計の見直し】円安&物価上昇を切り抜けるには・・・

こんにちは、Tommyです。

今朝の日経新聞朝刊で、

『止まらぬ円安、家計や企業に痛み 生活費は年8万円増も』

という記事がありました。

いや~8万円でかいですね。

月にすると、6,667円。飲み会1回分でしょうか?笑

これが、普通に生活しているだけで、いつの間にか負担増になっている、円安&価格上昇は脅威ですよね。

商品の値上げはここからが本格化するとのことです。

日経新聞や他のニュースでも色々と取り上げられています。

「食品値上げラッシュ」秋以降本格化...年内累計2万品目超! 生活防衛の決め手は?「これを機会に『食』の見直しを」の声も: J-CAST 会社ウォッチ【全文表示】

値上げラッシュ、価格はどうなる?:日本経済新聞

そこで、今回は自分たちの手では変え難い物価上昇に対する、一般的家庭の対策について考えていきたいと思います。

今回は、

  • そもそも何でこんな急に物価上がった?
  • 家計支出を抑えるための方法は何がある?
  • 今後の対策は何をすべき?

と考えている方にはちょっと有益な情報をお伝え出来れば、と思いますのでよろしくお願いします。

なぜ、急に物価が上がり始めた??

原因はたくさんあります。ここではカンタンに。

日経の記事にある通り、まずは『円安』の影響。

日本の多くの企業は、素材や原料を海外から輸入しています。

円安なので、海外から輸入する際の支払額がシンプルに高くなります。

仮に豚肉100ドルで輸入すると考えた際、

  • 1ドル120円の場合(円高)→→→12,500円
  • 1ドル145円の場合(円安)→→→14,500円

※1ドル120円も円高ではないですが、145円と比較した際に円高という意味です。

円安時の方が、支払額が高いですね。

これらを、国内で売るにあたり、仕入れのコストが上がるために、企業側の利益を確保しなければならないという理由で、価格が上がることは理解しやすいかな、と思います。

これが、色んな産業で起きているのが現在の日本かと思います。

あとは、ウクライナ・ロシア情勢。

資源高に見舞われており、そもそもの資源(石油・天然ガス等)の価格が上がっています。経済を回すには、資源は必須なので、川上の価格があがることで、サプライチェーンに纏わるすべての価格が上がり、最終消費者に提供する商品の価格も上がる、こういう構造になっているかと思います。

あとは、日米金利差。

日本は、ひたすら金融緩和。アメリカはここ数ヶ月で徹底的なっ金融引き締め。

それらに連動し、S&P500も2022年最安値を記録。

www.bloomberg.co.jp

2020年12月以来の安値とのことです。約2年弱前ですね。

色んな要因が絡み合った、物価上昇ですが、世界的なインフレ下の中で一個人でこれを止めることは不可能かと思います。

このような世の中で、自分たちに出来る対策を考えていく方が合理的ですね!

物価上昇に対する私たちの対策

STEP1:まずは、家計を把握すべし!

何はともあれ、まずは1ヵ月の家計をきちんと把握しましょう!

皆さん、家計簿つけていますか??

忘れたり、面倒な家計簿。奥様に任せっきりだと、対策も浮かびませんよ。笑

Tommy家は、私が『マネーフォワード』を使って家計の管理をしています。

全てカード決済orQRコード決済なので、基本的に全ての支出を把握可能な状態にしています。

Tommy家は『現金現金主義』です。

家計簿をつけるのは、私自身も労力的に手間だと思うので、全て自動化で集計してくれる『マネーフォワード』はめちゃくちゃオススメなので、まだ保有していない方は、この機にDLしてください!

STEP2:把握したら、『無駄』を探す

まずは、無駄を探しましょう!『無駄』とは基本的に浪費系の消費です。

例えば、

  1. 会社帰りにビールを2本購入(=600~700円)
  2. 毎週末の飲み会(=1回あたり6,000~7,000円)
  3. 不要な医療保険(=3,000~4,000円)
  4. キャリアの携帯代(=8000~10,000円)
  5. 終電逃した後のタクシー代(=10,000円前後)
  6. 毎日買っているペットボトル(=月4,000円前後)
  7. 1ヵ月に1~2回しか見ないNetflix等のサブスク(=月2,000円前後)
  8. スマホのゲーム課金(=3,000~10,000円)

最後のスマホの課金は私自身1度もしたことがないので、相場がわからないのですが、個人的には無駄中の無駄!と思っています。笑

当てはまることもある方もいたり、いなかったり、また、好きでそれらにお金を使っている方もいると思います。その辺の価値観は全く否定はしないです。

『家計にとっての無駄』という視点で考えた場合、以上のことがあげられるかなと思います。

私的には、1~8は速攻対策可能です。

  1. コンビニ行くのはやめましょう。本当に飲みたいのであれば、ドラッグストアで買っておきましょう。
  2. テレワークしましょう。会社行くから誘われちゃうんですよ。笑
  3. 高度療養費制度を学びましょう。ほぼ不要になるはずです。
  4. 格安スマホ(SIM)に変えましょう。(今はahamo使っています。)
  5. 2と一緒です。月に1回飲み会行けば十分ですよ!同じ話何回もしていませんか?
  6. 水筒使いましょう!
  7. 即解約しましょう!
  8. 問答無用でやめましょう!笑

8は全然説得力はないですが、他は私自身も取り組んでいることです。

これだけで、毎月の支出を3~4万円程度確保可能になる人もいると思います。

家計を把握し、まずは無駄をカット。必須です。

STEP3:無駄ではないが、減らせるものはないか吟味する

例えば、食費。

月にどのくらい使っていますか??

3人世帯の場合、平均すると約7.8万円とのことです。(2021年のデータです。)

3人家族の食費は平均いくら?子どもの年齢別の食費実例や節約術も公開

個人的には『結構使ってるな』という印象です。

ちなみに、Tommy家は6万円を目安としています。

食費は、『住んでいるエリアで結構変わるでしょ』と言う方もいますが、さほど影響は受けないと思います。

実際、京都・大阪・東京・千葉と転々としていますが、大きな価格差はないです。

※確かに若干田舎の方が野菜は安い印象ありますけどね!笑

マネーフォワード』では、項目別に支出を自動振り分けしてくれるので、毎月『食費』がどれだけ発生しているか確認してみましょう。

いきなり1万円を減らすのは結構ハードルは高いですが、STEP2に近く、無駄な買い物や、賞味期限を切らしてしまった・・・、ような買い物が無いか一度振り返ると、意外な発見があるかもですので、ぜひ吟味しましょう!

STEP4:項目別の月間目標を決めて、それを越えない

Tommy家は食費は6万円としていますが、他に日用品・衣服・交際費等の項目別目標を決めると良いです。

目標を決めれば、月間の支出額目安も事前に把握可能です。

あとはそれを守るために、実行あるのみ!!

最初は中々難しかったり、意外なところでお金を使っていたり、自分の支出行動が見えてくるので、それがわかれば後は改善策を実行すれば良いだけです。

STEP1:家計の把握(マネーフォワードを使いましょう!笑)

STEP2:明らかな『無駄』を削減

STEP3:明細を吟味して、減少ポイントを見つける

STEP4:項目別の目標を決めて、行動あるのみ

難しいことではないと思いますが、『継続』することが大事です。

円安&物価上昇の荒波を越えていきましょう!

最後に

家計に関する本は、数多ありますが、2年前くらに私が読んだサイフの穴をふさぐには? 学校も会社も教えてくれない税とお金と社会の真実はおすすめです。

家計の管理のみならず、給与明細・保険・税金等々、生活に必要なお金の知識をまずは網羅的に身に着けるには良い本です。

内容もストーリーベースで進むので、2~3時間あれば読み切れるボリューム感なので、来週末にでも読んでください!笑

あとは、毎度紹介している本当の自由を手に入れるお金の大学ですね。

これ、中学校3年生や高校1年生の社会(学校では家庭科の授業の一環でしたね、確か)の授業で参考本として配布した方が良いレベルだと思います。

金融の授業も必修になったと思うので、教育業界の方はご検討ください。

円安&物価上昇の話しから、色々と飛び申し訳ないですが、話しを戻すと、家計の管理は見える化して、必ずやっていきましょう。

支出を把握するだけでも、意識は変わります。

意識が変われば、行動が変わる。

行動が変われば、資産が変わる。マザー・テレサの名言パクリですね。笑

支出を抑えたら、あとは稼ぐ力を伸ばすしかないですね。

本当の自由を手に入れるお金の大学の両学長もいつもいっています。

そのためにスキルを磨く、日々自己研鑽する、やれることは多々あります。

それでは、今回はここまでです。

また話は変わり、なんと、読者の方が今日7名も付きました!

本当にありがとうございます。

まだまだ拙い文章ですが、これからも副業FPとして、ちょっと有益な情報を日々わかりやすくお伝えしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします!

明日は月曜日、今週も頑張っていきましょう!