【米国株最強説】切り取る期間でデータの伝え方は変わる
こんにちは、Tommyです。
気づいたら、10月も中旬を過ぎ段々と冬に近づき始めましたね。
私もブログを初めていつの間にか1ヵ月が経過していました!
毎日(厳密には週に5本程度)書くのは、結構メンタル的にしんどいかな~と、思ってはいたものの、意外と?書くことは嫌いではないので、今も順調に継続できております。
最近は、書く毎に読者の方の人数が徐々に増えだしていることに大変うれしく思っております。
今後とも、お金に纏わるちょっと有益な情報をお伝えしたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします!
日経、田村さんの記事はおもしろい!
今日の日経電子版でこんな記事がありました。
『長期積み立て投資、米国株愛教説をデータで点検』
この記事有料会員限定ですが、日経の編集委員である田村正之さんが書かれています。
田村さんといえば、人生100年時代の年金・イデコ・NISA戦略 (日本経済新聞出版)の著者で、以前私は日経新聞主催の田村さんのセミナーへ出席しました。
独特?な話し方なんですが(悪い意味ではないです笑)、すごく細かな説明がわかりやすく、特にiDeCoとNISAの仕組み等については、他の方の説明よりもしっくりくる説明をされていました。
結構肉厚な本ですが、パーツパーツで知りたい情報が書かれているので、年金・iDeCo・NISAについて『知ってはいるけど、深くはわからない』方には最もオススメな一冊だと思います。
※今回から「ヨメレバ」を使って掲載ができるようになりました!
米国株最強説
皆さん、米国株(投資信託)は所有していますか?
私は、以前のブログでもお伝えした通り、S&P500に毎月ブッコミ続けています。
今年は、最高値で4,796(1月3日)まで上昇したものの、10月19日時点では3,719となり、結構乱高下を繰り返している印象です。
今年になってから、ニュースで『NISA』や『iDeCo』に関する情報が増えたと思いますし、現に私の友人たちの間でも今年から積み立てNISAを始めた方は結構いました。
最近、その友人たちと会っていないので状況は不明ですが、今年から始めた方々は、投資信託の『怖さ』も実感できたのではないでしょうか?
私自身は、3~4年前から始めているため、まだS&P500の投資信託は損益通算でプラスとはなっています。
が、10月に入りNISA口座ではなく、特定口座の方はたまにマイナスになったりと、不安定さをもろに感じております。笑
とはいえ私自身の投資目的は、長期的な資産形成(少なくとも15年)ですので、現時点で指数が下がったとしても、なんも問題はありません。
むしろ、今は下がっていただき、10数年後に爆上がり!的なストーリーの方がよいなぁとも思ったりします。
最近は、岸田首相の『NISA恒久化』が話題にあがっていますね。
話題に上がることは、良いことですが、『改善』があることを期待したいですね。
『変更』ではなく、あくまで『改善』を希望します!
各新聞でも12月までに2023年度の税制をまとめるとあり、年末に何らか新たな動きもあるでしょう!
話しは、元記事に戻りますが、グラフの見方ってものすごく重要ですね。
期間の切り取り方でいかようにも話すことができる。
2008年は米国株はどん底。
そう、リーマンショックの時ですね。
投資はタラればを言っても仕方ないですが、この時から積み立てをしていたら、いわゆる億り人にもなれていたかもしれないですね!笑
※私は当時学生でしたので、株・投資、ましてやビジネスの知識は皆無でした。
ここ数年は米国株が好調ですが、5年単位で切り取ると2000年以降においても、ここまで好調な5年間はありません。
2000年~2006年の間なんて、ほぼ停滞しています。
今の日経平均株価みたいなもんでしょうか。
日経平均株価の最高値っていつだかご存じでしょうか?
この機会に正確に調べましたが、1989年12月29日の38,915円とのことでした。
私は1歳。笑
さすがに記憶はないですが、株のやり取りをアナログでやっているこの写真には見覚えありますね!笑
むしろつい最近までこの姿をみていたような気がするのは私だけではないと思います。
30年以上前の株価を未だに越えることができていない日本、ここ数年で何度も最高値を更新し続けている米国株(S&P500に絞っています)。
企業としての成長性のみならず、国の勢いの差を感じる所ですね。
我々日本人かつ日本企業に勤める身として生産性の向上が必須ですな!笑
GAFAMの支配力
でも、身の回りのサービスやデバイスを見ても、ほぼGAFAM関連ですもんね。
携帯・時計はiPhoneにAppleウォッチ、パソコンはMicrosoft、使うブラウザはGoogle、地図を見るときはGoogleMap。
他にも色んなモノはありますが、国産製品使っているものってほとんどないな、と。
これが、2000年以降のグローバル化といったところなんでしょうが、なんとも言えない気分になりますね。
相対的な株価指数の値動き分析方法
色々と、話しが飛んでしまっていますが、冒頭記事の中で1つ考え方として持っておいた方がよいな、という部分がありました。
期間に限らず、その指数(株価)が相対的にどういう値動きをしているか確認する方法です。
それは、
- 米国株指数÷全世界株指数(日本除く)
- 米国株指数÷新興国株指数
です。
割り算なので、値が大きくなっている=米国株の上昇率がほかの地域に比べて大きいことを示すことができます。
これ、米国株指数の部分を日経平均にしても分析が可能ですね!
相対的にネガティブな分析結果が出ると思うので、見ないでおきましょう!笑
3つの指数をみると、2000年以降はやはり米国株が強いですね。
当たり前というか、なんというか。
中国を中心とした新興国の勢いもありますが、世界的に見てもやはり米国会社は強い。
web3が今後さらに拡大することで、既存のプラットフォーマー達に絶対的な優位性はなくなるとは言いますが、正直わかりません。
私自身がweb3の世界観を正確に理解し切れていないので、言及は避けますが、先10年においてはGAFAMに匹敵する企業は必ず出現するでしょうね。
それだけは間違いないかと思います。
それが、日本企業であれば良いですが・・・。
現状の米国株推移をみて私のアクション
特に以前と変更はしていないです。
積み立てNISAを継続し、子どものジュニアNISAも継続。
特定口座においてもS&P500インデックス投資を継続。
2022年の戦略は変更しない予定です。
ただ、2023年以降は要検討。
先ほども記載した、『NISA恒久化』で考えるべきことがぼんやりあります。
それは恒久化のタイミングにもよりますが、
『2024年から恒久化となった場合、2023年も特定口座を使って米国株(S&P500)を積み立て投資する必要はあるか?』
という点です。
仮に2024年から恒久化となった場合、2023年に投資した分は今まで同様に金融課税対象となります。
しかも、今後この税率が恒久化と併せて見直される可能性もありとのこと。
現時点では、まだ何も決定していないので、『要検討事項』程度ですが、今年の年末にはある程度明らかになると思うので、検討をしたいと思います。
その時の米国情勢や経済状況、ウクライナ情勢も影響しそうな・・・、複雑ですね!笑
何が答えかはわからないけれど、自分なりの考えをもった資産形成をしていきたいものです!
最後に
本日は、日経電子版記事の「長期積み立て投資、米国株最強説をデータで点検: 日本経済新聞」から正しい指数の分析の仕方や、米国株の強さについてお伝えさせていただきました。
色んなビジネス・投資のニュースに多く触れるようになった影響なのか、それとも世界的な大きなニュースが最近は多いのか、わかりませんが、10年前よりも世界の動きは速いな、と感じます。
10年前は、iPhoneもまだ人々は持っておらずでしたし、調べてみると2012年のスマホの所有率は18%ととのことでした。
スマートフォンの国内普及率は18.0%、1年でほぼ倍増
「携帯電話・スマートフォン“個人利用”実態調査2012」より
今後10年はどうなっているのか、想像はできないですね。
この想像が解像度高くできている人たちが、巨額の富を手にするのでしょうね!笑
では、本日はここまでです!
今日もありがとうございました!では!